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I-20でよくある問題

学生ビザでアメリカに滞在するためには、学校から発行されたI-20が必要です。

もし、I-20の期間が過ぎてしまえば、たとえ学生ビザが残っていたとしても、アメリカに滞在する資格はなくなってしまいますので、いつも自分のI-20がいつまで有効なのか、常に気をつけておかなければなりません。

今までご相談を受けたI-20が切れてしまったという問題を抱えたクライアントの皆さんのほとんどは、I-20が自分の責任ではなく学校の責任だと思い込んでいましたが、実際のところ両者に責任があります。

誰のせいかはともかくとして、もしI-20が期間切れになってしまった場合の対処方は二つあります。
一つは一旦アメリカから出てI-20を取り直してから、再入国する方法。
もう一つの方法は直接移民局に対して、I-20を取り直すプロセスを行うResinstatementと言うものです。このプロセスは、学校あるいは他の人のミスでI-20の期間切れた場合に行います。

当然、Reinstatementを申請する時には、I-20の有効期限切れがいかに自分の責任ではないかを証明しなければなりません。それには、自分の証言や、いままでの記録などを提出しなければならないので、かなり困難なプロセスになりますが、他にアメリカに滞在する術がない方にとっては、それでもかなり大きなチャンスになります。

もし自分のI-20に問題があると思ったら、すぐにあきらめずに速やかに弁護士に連絡することをお勧めします。