グリーンカードは有効期限までまだ時間があったとしても、6ヶ月以上アメリカに帰って来なかったり、アメリカに生活の基本を置いてない場合(アメリカで税金の申告をしていない、住所がないなど)、グリーンカードは放棄されたとみなされます。
●グリーンカードが取り消される前にできること●
放棄されたとみなされないようにするには、Re-Entry Permitを取っておく必要があります。
これは、理由があってアメリカに滞在し続けるのが困難な場合に、1年間海外に居住し、アメリカに戻らなくてもよいという移民局からの許可となります。
基本的に放棄されたグリーンカードを取り戻すことはできませんが、いくつかの条件を満たしている場合にそれが認められる事はあります。
●グリーンカードが取り消された後にできること●
グリーンカードが放棄されたとみなされた後に、再びグリーンカードを取得するには以下の方法があります。
1.やむを得なかった理由を証明してReturning resident (SB-1)として再取得する
放棄したグリーンカードを取り戻すために満たしていなければならない条件は以下の通りです。
A.アメリカを離れた時に有効なグリーンカードを所持していた
B.アメリカを離れた時にアメリカに戻ってくる予定でいた
C.アメリカを離れた後に、何か特殊な理由(病気など)でアメリカに戻ってくることができなかった
この手続きは日本のアメリカ大使館で行わなければなりません。
かなり特殊な状況ですので、証拠や説明する資料などをきちんと整えた上で申請する必要があります。
2.グリーンカードを再申請する
グリーンカードを初めて獲得した時と同じ方法でもう一度申請をします。
家族メンバー(子供や配偶者)がアメリカ国籍でしたら、ほとんどの場合簡単に取得する事が可能です。
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