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DUI(酒気帯び運転)

DUIとはDriving Under the Influenceの略で、お酒またはドラッグを服用して運転することで、これは交通違反ではなく犯罪です。

警察に逮捕されると、仮の運転免許証が発行されますが、30日後に自動的に失効してしまうので、その時点で完全に免許停止となってしまいます。免許停止を防ぐためには、10日以内にDMVに連絡をし、Hearing(聴聞)を申請しなければなりません。Hearingを申請することによって、仮免許の期間を延長したり、免許取り消しとならないよう交渉する機会を得ることができます。

以上のようなDMVによる民事手続と同時に、刑事裁判も行われます。
血中アルコールレベルが0.08%以上だった場合は法的に飲酒運転とみなされています。裁判所出頭日に、裁判官から刑を認めるかどうかを聞かれますので、その場で有罪を認めると答えれば、飲酒運転は確定しますし、認めないと答えれば、改めて裁判の日にちが設けられます。

一度目の飲酒運転で、ビザの申請に直接的な大きな影響を心配する必要は、あまりないと思います。ただ、これが2度、3度と回数が増えていくと、ビザの申請に影響を及ぼす事のあるケースもでてきますので、できれば飲酒運転という記録を残さないため、別のさらに軽い犯罪に替えるようにケースを進めていくと良いでしょう。

ロサンゼルスは完全なる車社会で、車がなければ普段の生活が困難などころか、通学・通勤にも大きく影響を及ぼします。どうぞ一刻も早く弁護士にご相談ください。