Visa(ビザ/査証)

期限付きアメリカに滞在し、いずれ自国に帰国する意思のある非移民外国人が、アメリカ入国のために必要なのがVisaです。主なVisaの種類には下記のものがあります。

    • Bビザ
      国外に住居を持つ非移民で、ビジネス、観光目的の短期滞在者用ビザ
    • B-1
      国外に居住、滞在期間は6ヶ月以下の短期ビジネス用

      B-2
      最高3ヶ月の短期観光用で、日本はアメリカとの間にビザ免除プログラム(Visa Waiver Program、略してVWP)がありますので、ほとんどの場合B-2の申請の必要はありません。

    • Eビザ
      主に米国と締結国間での貿易がある場合と、実質的にアメリカで投資をしている場合などの投資家用ビザ
    • E-1
      ビザを申請する個人が役員、上級管理職、管理職、あるいは海外企業に大きな役割を果たしている場合に認可されます。また、企業側はアメリカとの間に継続的かな貿易があることを証明しなくてはなりません。

      E-2
      申請する場合、申請者がアメリカに投資を行っており、企業が実質的な商業機関であること。生活費を得る目的だけの小規模なものでないこと。申請者が管理職などの地位にあること。あるいは申請者が職務経験もしくは専門知識の豊富さにおいて、その存在が現地企業にとって必要不可欠なものであることを要します。

    • Hビザ
      アメリカで就労する為の労働用ビザ
    • H-1B
      学士あるいはそれ以上の学位、それに準ずる海外での免状(専門学校卒業証書)、またはそれに相当する職歴を必要とします。H-1Bビザは一度に3年までの就労が認可され、最高6年まで維持することができます。但し。その後でアメリカから1年(365日)以上離国した場合に、再び6年間ビザを申請できます。就労者の受け入れ数は毎年異なり、2013年は学士学位が6万5千人、学士以上の学位が2万人となっています。

    • Lビザ
      多国籍企業社員の一時駐在用ビザ
    • 社員は駐在直前の3年間に最低1年間雇用された経験があり、その企業において経営あるいは管理の経験をアメリカの子会社、支店、親会社、関連会社において生かすことが条件となります。


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